(wat-aro)

生きてます

技術書典2に行ってきた

お昼頃に予定があったので行くか迷っていたが、14時くらいには空いてきたということで技術書典2に行ってきた。

目当ての一つだったインターネットの闇さんのコンパイラの本は既に完売と向かってる最中の電車の中で知る。 Coqに興味があったのでCoqによる定理証明が買えるといいなと思いながら突入。

16時過ぎでもう終わりかけなのになかなか賑わっていた。 案の定、既に完売で何も片付けられているスペースもチラホラと。 Coqによる定理証明のスペースを見つけたので、中身を見させてもらいながらCoqについて色々と教えていただいた。 入門書かと思っていたけど違った。 3部出ているうちの、一番簡単そうな2014年出版のものを買った。 まずは入門して、そして読まねば。

その後ぶらぶらしていたら、インターネットの闇さんのスペースを見つけたので、見本を見させてもらいながら色々話した。 見本に載っているOCamlのコードはとても読みやすかったので、電子書籍版を期待していると伝え、またフラフラと。

移動してすぐにFortranオブジェクト指向プログラミングをするという尖ったことをしているところで声をかけられて Fortran の話を聞いた。 Fortran については、科学技術計算で主に使用されていることと、現在使われているプログラミング言語の中で最も古い言語の一つってことくらいしか知らなかったのでおもしろかった。 結局バグを減らしたかったり、大学みたいに人が入れ替わる環境だと既存のコードがすぐにレガシーになるので、可読性を高めたいということだった。 Fortran自体にオブジェクト指向が導入されたのはFortran2003かららしいが、ユーザが少ないらしく最適化が後回しにされたりすることもあるらしい。 自分が実際に触ることはないだろうけど、知らない言語の話を聞くのは面白かった。 入門部分も書かれているという第一部を買った。 速習する部分があったので、そこくらいは読んでおきたい。

出不精なので秋葉原までの遠出はつらかったが、普段聞けないことを色々聞けてよかった。

Pathname#joinの不思議な挙動

空のPathname同士をjoinした時に期待と違う挙動があった。

 $ ruby -v
ruby 2.3.3p222 (2016-11-21 revision 56859) [x86_64-darwin16]

期待していたのは次の動作。

path = Pathname.new('')         # => #<Pathname:>
path.join(path)                 # => #<Pathname:>

でも実際はこうなっていた。

path = Pathname.new('')         # => #<Pathname:>
path.join(path)                 # => #<Pathname:.>

空のPathnameと空のPathnameをjoinしてるんだから空のPathnameが欲しかったのに、 . がどこからか出てきてる。
なぜこうなっているんだろう。

剰余を使わないFizzBuzz

先日ESMで開かれたよちよち.hsに参加しました.
そこで剰余を使わずにzip3と無限リストを使ってFizzBuzzを書く話があったので書いてみました.

fizzbuzz = map fizzbuzz' $ zip3 [1..] (cycle ["","","Fizz"]) (cycle ["", "", "", "","Buzz"])
  where fizzbuzz' (_, "Fizz", "Buzz") = "FizzBuzz"
        fizzbuzz' (_, "Fizz", _) = "Fizz"
        fizzbuzz' (_, _, "Buzz") = "Buzz"
        fizzbuzz' (n, _, _) = show n
*Main> take 100 fizzbuzz
["1","2","Fizz","4","Buzz","Fizz","7","8","Fizz","Buzz","11","Fizz","13","14","FizzBuzz","16","17","Fizz","19","Buzz","Fizz","22","23","Fizz","Buzz","26","Fizz","28","29","FizzBuzz","31","32","Fizz","34","Buzz","Fizz","37","38","Fizz","Buzz","41","Fizz","43","44","FizzBuzz","46","47","Fizz","49","Buzz","Fizz","52","53","Fizz","Buzz","56","Fizz","58","59","FizzBuzz","61","62","Fizz","64","Buzz","Fizz","67","68","Fizz","Buzz","71","Fizz","73","74","FizzBuzz","76","77","Fizz","79","Buzz","Fizz","82","83","Fizz","Buzz","86","Fizz","88","89","FizzBuzz","91","92","Fizz","94","Buzz","Fizz","97","98","Fizz","Buzz"]

無限リストが扱いやすくていいですね.
こういう書き方もあったとは

Rollbarでbotが出すエラーを無視する

botから既に削除されたURLへのアクセスがあり,Rollbarのエラーログのノイズがひどかったので,botからのアクセスで起こったActiveRecord::RecordNotFoundを無視する設定を書きました.

上部のバーからSettingsをクリックします. https://gyazo.com/0de19f13528995a168e36aeb10adc72b

次に画面左からGroupingをクリック. https://gyazo.com/991020fcbc82e6e917285dcafbbf5a14

jsonでCustom Groupを定義します. https://gyazo.com/3f613693a8210aed7ea79e12f3674b08

ボットからのアクセスで起こったActiveRecord::RecordNotFoundをグルーピングするには次のようなjsonで定義できます.

[
  {
    "title": "Bot error",
    "fingerprint": "bot-error",
    "condition": {
      "all": [
        { "path": "request.headers.User-Agent",
          "in": [
            "Mozilla/5.0 (compatible; AhrefsBot/5.1; +http://ahrefs.com/robot/)",
            "Mozilla/5.0 (compatible; Yahoo! Slurp; http://help.yahoo.com/help/us/ysearch/slurp)",
            "Mozilla/5.0 (compatible; Googlebot/2.1; +http://www.google.com/bot.html)",
            "Mozilla/5.0 (iPhone; CPU iPhone OS 7_0 like Mac OS X) AppleWebKit/537.51.1 (KHTML, like Gecko) Version/7.0 Mobile/11A465 Safari/9537.53 (compatible; bingbot/2.0; +http://www.bing.com/bingbot.htm)",
            "Mozilla/5.0 (compatible; Exabot/3.0; +http://www.exabot.com/go/robot)"
          ]
        },
        { "path": "body.trace.exception.class",
          "eq": "ActiveRecord::RecordNotFound" }
      ]
    }
  }
]

このpathはOccurrenceのRawJSONで出力されているログのパス。 リファレンスはこちら。 in以外にもeqやcontainなどがあります.

https://rollbar.com/docs/custom-grouping/

JSONが書けたら入力欄左下にあるボックスにoccurrence IDを入力してマッチさせたいエラーにマッチするか確認できます. https://gyazo.com/fa47f8f31caf1ed6cd28c083010b112f

次にエラーが起こるとBot errorとしてグルーピングされるのでそれをmuteするとDashboardに表示されなくなります. 逆に特定のエラーグループのlevelをwarningからcriticalに上げることもできたりもします.

anagramの別解考えた

まず二つの文字列のサイズを計測して,それらが等しくなければfalseを返す. 同じ場合は一文字ずつカウントしながらハッシュに入れていく. この時,s1の文字はインクリメントして,s2の文字はデクリメントする. 最後にハッシュのバリューを取りだして,すべてゼロならtrue. ひとつでもゼロでなければfalse. それで書いたのが以下.

def anagram(s1, s2)
  return false if s1.size != s2.size

  compare(s1.downcase, s2.downcase, s1.size)
end

def compare(s1, s2, size)
  counts = Hash.new(0)
  for i in 0..(size-1) do
    counts[s1[i]] += 1
    counts[s2[i]] -= 1
  end

  counts.values.all?{ |value| value == 0 }
end

んー

追記 素数の積を取るやり方をredditで教えてもらったので.

def str_product(str)
  PRIMES = [2,   3,  5,  7, 11, 13, 17, 19, 23, 29,
            31, 37, 41, 43, 47, 53, 59, 61, 67, 71,
            73, 79, 83, 89, 97, 101, 103, 107, 109, 113,
            127, 131, 137, 139, 149, 151, 157, 163, 167, 173,
            179, 181, 191, 193, 197, 199, 211, 223, 227, 229,
            233, 239, 241, 251, 257, 263, 269, 271, 277, 281,
            283, 293, 307, 311, 313, 317, 331, 337, 347, 349,
            353, 359, 367, 373, 379, 383, 389, 397, 401, 409,
            419, 421, 431, 433, 439, 443, 449, 457, 461, 463,
            467, 479, 487, 491, 499, 503, 509, 521, 523, 541,
            547, 557, 563, 569, 571, 577, 587, 593, 599, 601,
            607, 613, 617, 619, 631, 641, 643, 647, 653, 659,
            661, 673, 677, 683, 691, 701, 709, 719]
  result = 0
  (0..(str.size - 1)).each do |i|
    result +=PRIMES[str[i].downcase.ord]
  end
  result
end

def anagram(s1, s2)
  str_product(s1) == str_product(s2)
end

これはいい

Githubにpushした時に他の人がpushしたと通知される

転職して配属されたプロジェクトのリポジトリーで,僕がpushしてるのに他の人がpushしてると通知される不具合がありました. Githubの設定や.gitconfigを見てもおかしいところはなく,どうしようかと思っていたらStackOverFlowにちょうど同じ症状の質問がありました.

stackoverflow.com

  1. Command + Space で spotlight を開く
  2. keychain と入力しEnterを押して Keychain Access.appを起動
  3. 左のカラムからログインパスワードの2つの項目を選択
  4. github.comを削除する
  5. remoteがsshからhttpsに変更されているので git remote set-url ... で登録しなおす.

これで解決できました.

RubyKaigiの弁当のコードを実行してみた

                eval(
               %w( put
             s(([   2*7,
            2*31     ,1,3
           *3*5       ,2*2
          *2*2          *3].
         map{            |c|c
        .to_          s(5*7
       ).gs        ub("1    ","
      \s")      .upca        se}.
     zip(     [2*5*           61*1
    801,    2*5*3              931,
   811*   1871,                 2*11
  *350  27,7*                    11*1
 259* 20389                       *764
171].map{|c|c.to_s(2*2*3*3)}))*""))*"")
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